家事の中でも大きな時間を割く『洗濯』を助ける家電、『乾燥機能付きドラム式洗濯機』について、
選び方&おすすめランキング
を解説させていただきます。
『乾燥機能付きドラム式洗濯機』を導入することでどのくらい時間の短縮になるの?お得なの?
についても検証しています。
家事と育児と仕事の両立の参考にしていただければ嬉しいです。
目次
乾燥機能付洗濯機|どのくらいの時間を短縮できる?
時短の三種の神器として有名な『乾燥機能付きドラム式洗濯機』
実際どのくらい時短できるの?
を検証してみました。
大人2人、子供2人分のカゴいっぱいの洗濯物を実際に洗濯してみます。
洗濯で時間がかかるのは『干す』『畳む』『アイロンがけ』

- 洗う→2分(ほぼ洗濯機担当)
- 干す→7分×2回
- 取り込む→3分
- 畳む→15分
- アイロンがけ→10分(Yシャツ3枚)
この中で、乾燥機で時短できるのは”干す”部分ですね。
干す行為自体で1日14分がかかっていますが、実際は洗濯機が回っている間『待ち』『かごに移し』てから干します。
朝洗濯機のボタンを押せば帰ってくるまでに乾燥まで終わっている。
というのはかなり大きな時短ですね。
年間85時間、12万円分の労働力の削減
洗濯乾燥機で乾燥。時短した場合、
干す1日14分×365日=85時間(5110分)
時給1500円だとすると、127500円の削減となります。
風アイロンなどの高品質乾燥機能を搭載したものを選べば、無駄なアイロンがけが不要になり、さらに時短。労働力の削減になります。
”共働きワーママ”洗濯機の選び方|ビックカメラでポイントを聞いてみた
すみません、共働きで、洗濯が大変なので、乾燥機能付きのドラム式を探しているんです。
できるだけ高機能なものを紹介して欲しいです。
とビックカメラの店員さんに聞いてみました。すると、
- 時短なら乾燥機能付きドラム式洗濯機がおすすめ
- 乾燥機能はヒートサイクルorヒートポンプがおすすめ
- 容量は『家族の人数×1.5(kg)』
- 注目!!洗剤の自動投入機能
- シワ伸ばし乾燥機能が便利
との回答。
それぞれのポイントについて解説したいと思います。
縦型洗濯機とドラム式洗濯機の違いは?
縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 | |
---|---|---|
参考商品 | シャープ SHARP 全自動洗濯機 | シャープ SHARP ドラム式洗濯乾燥機(ヒーターセンサー乾燥) |
画像 | ![]() |
![]() |
参考価格 | 64,748円 | 142,800円 |
価格帯 | ◎安い | 高い |
乾燥機能 | 機能がある製品もあるが 乾ききらない |
◎あり |
水道代 | 高い | ◎安い |
砂などの異物 | ◎詰まりにくい | 詰まりやすい |
生地の痛み | 痛みやすい | ◎痛みが少ない |
洗浄力 | ◎強い | 皮脂汚れに強いが縦型に比べると弱い |
洗濯機の購入時、まず悩むのが縦型洗濯機かドラム式洗濯機か?だと思います。
メリットデメリットがありますが、
朝洗濯機のボタンを押せば帰ってくるまでに乾燥まで終わっている。
を実現できるのはドラム式洗濯機だけです。
縦型洗濯機にも、衣類乾燥機を付属させる方法がありますが、洗い終わりを待ち、入れ替えてからボタンを押す必要があり、忙しいママには負担があるように思います。
また、ドラム式と縦型の大きな違いは『水の使用量』です。
ドラム式を採用することで30%程度の節水になると言われています。
参考①ドラム式:標準使用水量72L
参考②縦型:標準使用水量105L
環境にもお財布にも優しいドラム式洗濯機。機械の購入費用が高めですが、時短のメリット、節水のメリットなどを考えると初期投資しても良い製品です。
ヒーター式、ヒートポンプ、ヒートサイクルの違いは?
ヒートポンプ式 | ヒーター式 | |
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
乾燥の仕組み | 除湿乾燥 ※ヒートポンプを使って熱交換した熱で乾燥する ヒーターも水も不要 |
水冷除湿乾燥 ※水で冷やすので乾燥中も水を必要とする |
水道代 | ◎水は使わないので安い | 乾燥中も水を使う |
衣類の痛み | ◎少ない | 痛みやすい |
乾燥温度 | 60〜75度 | 高温 |
参考:電気管理技術者協会
衣類を傷めず、しっかり乾燥できる。そして節電&節水なのがヒートポンプ式です。
ヒートサイクルは加熱方法はヒーターを利用していますが、節電のため熱をリサイクルしています。
ヒーター式は機能としては古い印象。今後継続してかかる消費電力のことを考えるとヒートサイクルかヒートポンプを選びたいです。
容量は『家族の人数×1.5(kg)』
どのタイプを購入するかが決まったら、容量の選択ですね。
基本的に容量は『家族の人数×1.5(kg)』で計算すると良いと言われています。
我が家は大人2人子供3人なので(7.5kg)ですね。
だいたい、乾燥にかけられるのが洗濯容量の半分程度なので、乾燥も一気にかけたい。という希望がある方は、容量が大きめの洗濯機を選ぶ必要があります。
洗剤の自動投入、風アイロンでさらに時短
年々洗濯機の機能は向上していて、さらなる時短機能が搭載されています。
せっかく新しい家電を導入するのであれば、できるだけ時短になる。家事のサポーターとして活躍してくれる機械を選びたいですね。
実際に、ヒートポンプドラム式洗濯機を購入レビュー
汚れ落ちはどう?
特に問題なく洗濯出来ています。縦型と遜色ありません。
ドラム式は叩き洗い、縦型はこすり洗いなので、実際は縦型の方が洗浄力が強いようです。が、衣類が痛みやすいというデメリットもあるため、実際綺麗に洗えていればドラム式洗濯機で十分と感じます。
ただ、子供の泥汚れに関しては下洗いが重要になります。縦型よりも固形汚れに弱いです。
乾燥機能は優秀?
はい。優秀です。
ドラム式洗濯機が家に来てから、朝のバタバタが楽になりました。
特にタオル類はふわふわの仕上がりで大満足。
ただ、我が家の洗濯機には風アイロンの機能がないので
- Yシャツ
- ブラウス
などシワになりやすい素材を乾燥にかけるとアイロンが大変です。
その辺は乾燥にかけるもの、かけないもの、分けるようにしています。
都内マンションだと、干すスペースも少ないので、天気の良い日はタオル類だけ乾燥。などもしています。
雨や花粉などの時期もありますし、外ほしの他に『乾燥』という選択肢があるだけで生活が本当に一変しました。
音はうるさい?
乾燥中の音は多少気になります。
洗面所の扉を閉めておけば別階にはほとんど聞こえません。
乾燥ダクトは毎回掃除が必要
- 乾燥ダクトにホコリが溜まりやすい
- 修理、清掃費用が高くつく
乾燥機能はとても便利なのですが、毎回ダクトにつく埃の掃除が必要になります。
掃除といっても綿棒でくるっと取るだけなので私自身は負担に感じていませんが、面倒だという口コミもありましたのでご紹介しておきます。
ちなみに、購入から7年目、ダクトのホコリにより排水の匂い被害が発生し、業者にクリーニングを依頼しました。
約3万円。自分での清掃以外にメンテナンス費用もかかります。
縦型のクリーニング代は1万円前後でしたので、ドラム式の方がメンテナンス費用は高くつくようです。

子供でもお手伝いできるが、いたずらに注意
ドラム式洗濯機は投入口が横向きなので子供でも『洗濯機にいれておいて』が出来ます。
もうすぐ4歳の息子は、『保育園から帰ったら汚れものを洗濯機に入れる。』が自然とできるようになりました。
ただし、いたずらしていて洗濯機の中に入ってしまい、思わぬ事故。という事例もあります。
使っていない時のチャイルドロックはしっかりするようにしましょう。
乾燥機付き洗濯機|ワーママへのおすすめランキング
日立ビッグドラム風アイロン
少し大きめ容量の洗濯機です。洗濯機置き場のサイズをしっかりチェックしてください。
家族が多い。もしくは乾燥機能を大容量で利用したいご家庭におすすめです。
乾燥機能はヒーター式ですが、ヒートサイクルを採用しており節電節約仕様の商品です。
搭載されている風アイロン機能は超優秀。シワになりにくいので、乾燥が終わった衣類をそのまま着用して出かけることが出来ます。忙しい共働き家庭にもぴったりですね。
ブランド | 日立 |
---|---|
型番 |
BD-NX120B
|
評価 | |
洗濯容量 | 12kg |
乾燥容量 | 6kg |
参考価格 | 179,800円 |
寸法 | 幅 695×奥行620×高さ1031mm |
標準仕様水量 | 85L |
乾燥機能 | ヒートサイクル式 |

パナソニックプチドラム
ヒートポンプ乾燥機能&忙しい時のお急ぎコースも搭載。
ブランド | Panasonic |
---|---|
型番 | NA-VH310 |
評価 | |
洗濯容量 | 7kg |
乾燥容量 | 3.5kg |
参考価格 | 89,800円 |
寸法 | 幅 633×奥行595×高さ1023mm |
使用水量(洗濯/洗濯乾燥) | 73/56L |
消費電力量(洗濯/洗濯乾燥) | 72/1200Wh |
乾燥機能 | ヒートポンプ式 |

パナソニックななめドラム洗濯乾燥機
遠隔wi-fi操作、洗剤の自動投入など最新技術が詰まった最新型の洗濯機です。
ただ、かなりお値段が高額となるため、洗剤の自動投入の手間にどれだけお金をかけるか?という点がポイントになります。
容量は日立のビッグドラムとほぼ同量ですが、ヒートポンプ式を採用していますので若干電気代、水道代が節約になります。
もう少し本体価格が抑えられれば、機能的には一押しの製品です。
ブランド | Panasonic |
---|---|
型番 | NA-VX9900 |
評価 | |
洗濯容量 | 11kg |
乾燥容量 | 6kg |
参考価格 | 250,125円 |
寸法 | 幅 639×奥行772×高さ1058mm |
標準使用水量 | 78 L |
乾燥機能 | ヒートポンプ式 |

時短洗濯機選びのポイントをおさらい
- 時短なら乾燥機能付きドラム式洗濯機がおすすめ
- 乾燥機能はヒートサイクルorヒートポンプがおすすめ
- 容量は『家族の人数×1.5(kg)』
- 注目!!洗剤の自動投入機能
- シワ伸ばし乾燥機能が便利
①②③がメインのポイントです。
時短を意識したお買い物をされたい方は、乾燥機能付きドラム式&ヒートポンプ(ヒートサイクル)&ご家族の容量に合わせて商品を選びましょう。
④⑤は、ついてるとより良い付帯サービスになりますが、機能を加えればそれだけ本体価格が高くなります。
機能による時短に対していくらまでお金を出せるか?を検討していただくと良いと思います。
皆さんの洗濯機選びの参考になっていれば幸いです。
家電はメーカーから直接購入するものではないため、購入する場所によってお値段の差が激しいですよね。
どうせ買うなら『できるだけ安く購入したい。』と誰もが思うところだと思います。

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